Story of 1 “長谷部文康氏との出会い〜そして今〜”
今から8年前、高校を卒業し、大手電気メーカーに就職した。別にやりたい仕事もなく、ただみんなが羨む車に乗りたくて18歳ながら500万の借金をして中古の高級車を手に入れた。そして、1年もしない内に外車が欲しくなり乗り換え乗り換えで1000万超の借金を抱える事になった。確かに高級外車で街を走れば気持ちがいい。車は生活を豊かに見せるが、本当に豊かにはしてくれなかった。給料の7割が車に消えていく…。
「このままじゃいけない。何か仕掛けないと…。」
昼、夜問わず死にものぐるいで働いて、25歳の春に借金を全て返済し、車を売った。自分に何か出来ないか?っと思い日々社会勉強をしていた。決して頭が良いわけでもない。今でも漢字は苦手だ。今の俺にあるものをノートに書いてみた。
「人に負けない行動力。負けん気…」
それだけだった…。ノートに書くまでもない…。
今どきの10代の子達も勉強して何の役に立つ??って考えている子が多いと思う。僕もそうだった。古典や歴史は必要なのか?将来、数学の√(ルート)を使ったややこしい計算は使用するのか?周りの大人たちは口を揃えて「勉強しな、大人になって苦労するよ」って…。意味が分からなかった…。でも、今になって分かる気がする。社会に出て一番役に立つのは人間性と知識だ。人間性は幼い時の友人やクラブの先輩、仲間達より創られていく。そして知識は社会に出て良い出発をして良い人生を歩む為の武器になる事を知った。そう武器(知識)が多いほど社会の選択肢が増え社会に通用するようになる。学力をつけるのもその一つだ。僕は気付くのに社会に出て7年かかった。7年も…。
何かを始めたい!自分の力を試したい!っと感じ社会勉強の一つとして社会の成功者の番組(マネーの虎)を欠かさず見る事にした。成功者の考えや法則、自分に吸収できる事やビジネスのヒントになる事を探す為である。そして移動販売で面白い事、誰もやっていない様な事をやりたいと考えているうちに、フランスロールの店“ROMANDO ROLL”の長谷部氏がビッグマネーを掴みに来た。僕がやりたいと思っていた形を彼は6年も前に、しかも若干23歳の若さでオープンし、軌道に乗せていた。
僕は長谷部氏の考えをもっと知りたいと思いその足で大阪を飛び出し、福島にいる長谷部氏に話をしに行った。すると、自分が理想としていた空間やスタッフ、仲間達がいた。初めて長谷部氏とあった印象は仕事の話より冗談が多く「ただのおもしろいバカだ」と思った。でも仕事の話をして数分で見方が変わった。“切れる!!”かなりのセンスを兼ね揃えて仕事人が目の前にいた。
商品となるロール、プラン、先見の目、どれを取ってもずば抜けている。そして、話が合うし趣味も合う。負けず嫌いの性格もあり、色々な勝負をした。遊びの中でも長谷部氏という人間を学んだ。そして今がある。マネーの虎で長谷部氏は志願者初となる虎になった。僕は仕事のパートナー、遊び仲間どれをとっても最高の虎と仲間達(パートナー)と日々前進している。
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Story of 2 “とら、トラ、虎”
皆さんは御存じでしょうか?フジテレビ系で90年代に放送された織田裕二主演のドラマ“お金がない!!”その中で織田裕二演じる学歴もお金もない主人公は大会社の支社長まで昇りつめたのにその椅子を捨て、小さなプレハブの会社を建て、スタートをきったというドラマだった。僕や長谷部氏や仲間達も同じだ。キャリアを捨て借金をしてマイナスからスタートした仲間もいれば、他に夢があったが失敗した奴もいる。捨てるような壊れかけの車をレストアしてロールを焼いては夢を語り合った。「いつかは…。」8坪程度のスペースだが僕の周りには共感して働いてくれるスタッフがいる。陰で支えてくれる人達がいる。時々お叱りの言葉もあるが、ROMANDO-ROLLが日本を相手に生きて行くにはありがたいことだ。そして今年ROMANDO-ROLLから一人の虎が生まれた。場所は違えど僕も関西の虎になりたい…。
今やっとスタートラインに立った。いつか虎になる日を夢みて…。
やっと関西にROMANDO-ROLL関西1号店をオープンする事が出来ました。遠方よりわざわざ買いに来られるお客様、いつもお買い下さるお客様、たまたま通りすがりに買われたお客様、全ての皆様に日々感謝しています。応援していて下さい。そして、できたら食べて下さい。僕はROMANDO-ROLLとともに成長していきます…。そして長谷部しに続き、これからもROMANDO-ROLLの仲間達から虎がでてくると思います。次は関西から虎が生まれますように…。
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