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はじめに / R&R partnerメリット / 開店まで


■R&R partner 東京亀戸店
 大和田 一直 [プロフィール]
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R&R partner加盟のきっかけとなったのは、
味・車・センスでもなく、
長谷部氏の魅力に触れ、
共にビジネスパートナーとして、
組めることの喜びが大きかった。


 私が社会人としてスタートを切ったのは、サラリーマンとしてである。地元福島県いわき市の進学校から明治大学工学部へ進み、'87年ソニーへ入社した。ソニーでの業務はウォークマンの電気回路の設計であった。毎晩深夜までの激務が続き、東京タワーのイルミネーションが消えるのを何度も見届けたものだった。

 そんな苦労の甲斐もあってか通勤途中の山手線車内で、自分の設計したウォークマンを使っている若い女性の姿を見た時は本当に感激した。その後担当した中でもDAT(デジタル・オーディオ・テープ)レコーダの「TCD-D10PRO」通称デンスケは今でも放送業界で使われている銘記である。当時ソニーTOPである盛田会長や大賀社長の創業精神、世界を視野に入れた考え方に触れたことは現在の私の存在に大きく影響を及ぼしている。

 電気部門担当リーダー、係長という役職に就き脂の乗りきった時期であったが、実家のあるいわきへUターン、'94年カーオーディオメーカーのアルパインへ入社した。これまでと同じオーディオ製品を扱う業種であったが、ソニー時代の知識が生かせるハードウェア部門ではなくキャリアアップのために敢えて未経験のソフトウェア部門を選んだ。

 通常中途採用の場合、即戦力として期待されるのだが、何しろソフトの知識は素人同然なので新人研修から始まった。しかし、ハードウェアの知識が決して無駄ではなく、それまでの経験や日との倍以上働いた事もあってすぐにリーダー格となった。

 アメリカ三大自動車メーカーの一つクライスラー社向け製品の担当となり、新しい製品の導入時にはデトロイトにあるクライスラー本社にも何度か出張した。イメージとは違いアメリカ人は非常に良く働くことや、一流企業のアメリカ人の中にもいろんな人種がいてアメリカの懐の広さを実感した。食べ物については、意外なことに繊細ではない味付けながらも分かりやすい美味しさを持っていて自分の好みに合っているものが多かった。

 このように過酷でありながら、私のサラリーマン時代は仕事のやり甲斐からも待遇面からも非常に恵まれたものであった。不満が全く無かった訳でもない。理不尽とも言える会社の命令には何度も嫌気がさしたものだ。しかしサラリーマンを辞める決定的な理由は私の向上心と起業精神である。

 会社や上司の命令ではなく、100%自分の意志で行動し、その結果に対して100%責任を取りたい、それだけであった。当然思いつきで辞めるのではなく、何年もかけて自己資金を貯め目標額に到達した2000年2月に退職した。

 退職後にまず始めようとしていたのはスキー関連の仕事であった。元々趣味として楽しんでいたのだが、持ち前の負けず嫌いの性格が表れて、冬の間休日は全てスキー場通いをする有様だった。数年が過ぎて気がついた時にはスキーインストラクターを務めるまでのレベルに達していた。

 日本の冬はインストラクターの仕事をし夏には季節が逆の南半球ニュージーランドでスキーに携わる仕事をしようと考え、情報収集のためニュージーランドへのスキー留学の準備を進めていた。1年間を通して仕事を出来るか見極めて、無理ならばくれーぷの車両販売を行おうとしていた。

 勿論、開業資金の準備を整えクレープのレシピやメニューを考えた上でのことである。そんな中、スキー技術向上を目的に週5日のペースでスキー場通いをしていたある日、スキー場から帰宅した夕方、福島ローカルのニュース番組を見ていた時、クレープの車両販売で繁盛している店の特集が放送されていた。「TokyoROMANDO」である。

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 私は一瞬焦った。地元ではまだ誰もやってないから考えたクレープの車両販売だったのだが、遠くとは言え同じ福島県内でやっている者がいる。しかもかなりの人気である。冷静になって考えマイペースで自分のやり方を進めようと言い聞かせた。

 しかし、違う答えに辿り着いた。一年も遅れてスタートするのは遅すぎる。こっちは素人、向こうは洋菓子のプロである。一緒に手を組む道を選んだ。

 一度決めたら直ぐ行動するのが私の持ち味。こんな時毎週早朝3時に起きてスキー場通いをし鍛えられたフットワークの軽さが役に立った。片道150kmの道のりが全く苦にならない。当然電話で用件を伝えることが可能なのは分かっていた。 しかし直接合って話すべき事であると感じていた。同時にそのクレープを自分の舌で確かめてみたかった。

 スキーシーズンOFFの時期はいろんな所へ行って食べ歩きをするのが趣味だった。クレープは勿論、和食、洋食、中華を問わず安くて美味しくてボリュームもあるB級グルメ中心であったが味覚はかなり洗練された。クレープに限って言えば、原宿や軽井沢だけでなく旅行先や全国各地のスキー場などで看板を見つければ大体食べていた。

 中でももっとも気に入った埼玉県川越市のクレープ店は、若い夫婦が経営していて顔馴染みになる程だった。私が始めようとしていたクレープはその店の味をベースに考えていたので、それと比較してみたかったのである。 比べてみて美味しくなかったらば手を組むのはやめようと思っていた。

 実際に福島市のダイユーエイト鎌田店にあるお店に行ってチョコバナナ生クリームを食べてみた。驚いた。

 自分が想像していた味をはるかに超えた別次元のものであったチョコレートは少しビターで香り深く、生クリームは甘すぎず濃厚。生地に至っては今までどこでも味わったことのない食感と風味。これらの調和が絶妙で1+1が2どころか3にも4にもなっているすばらしいものであった。 お店もシトロエンを使い音楽をかけながら非常にオシャレで目立つものである。

 早速話をしようとお客さんがとぎれるのを待ったのだが、30分以上経っても途絶えない。吾妻山から寒風が吹き下ろす3月上旬の夕方だというのにすごい人気だ。 ようやくオーナーの長谷部文康氏に声をかけることができたが。閉店まで待ってくれとのこと。

 店を閉めた後、飯坂温泉駅前にある事務所へ案内され交渉を始めた。私は脱サラして事業を始めようとしていることや開業資金も準備していることなどを説明した。長谷部氏もフランチャイズ展開を構想していること、いわき市には人口も多く福島とは商圏がバッティングしていないことなどから話し合いは順調に進んだ。

 こうして運命的とも言えるタイミングと出会いにも後押しされて、私の事業はスタートした。


 今現在は、売上も順調だ。長谷部氏が“同じ車、同じ素材、同じ味の移動販売店があったとしても、負ける気がしない。それが、強みだ”と言っていたのが今やっとわかる。そして、長谷部氏と出会ったことがすべての始まりだったことも。


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